第26回湿地サミットが開催されました

湿地サミットブログ運営(おかざき湿地保護の会)

2017年05月19日 09:02

5月16日(火)に第26回湿地サミットが開催されました。
今回は刈谷市が主催で刈谷市北部生涯学習センターを主会場に行われました。

午前中は国の天然記念物である小堤西池カキツバタ群落を自由見学、
風に揺れる青い花が大変きれいでした。


午後からはいよいよ湿地サミットが開会
開会の挨拶は刈谷市長の竹中良則氏からいただきました。


次に愛知県の職員として文化財の担当をされ、
小堤西池カキツバタ群落の保存管理計画の策定にも携わられた、
梅本博志氏による講演がありました。

その後、
小堤西池のカキツバタを守る会の野々山利維氏
刈谷高校スーパーサイエンス部の宮本さん、錦さん
前小堤西池カキツバタ群落保存対策調査委員会委員の
落合圭次氏と鈴木達夫氏と、
地元の保護活動団体、高校生、学識経験者と様々な立場からの
小堤西池カキツバタ群落に対する取り組みについて報告がありました。

報告の後には、愛知教育大学の渡邊幹男教授が司会で、
意見交換会が行われました。
「保全活動団体の高齢化や人手不足の問題をどうするか」
「湿地を守る際に計画は作るべきか」
などの問題が挙げられ活発な意見交換がなされました。


最後に次回の湿地サミット開催地が新城市に決定され、
新城市から次年度開催にあたって挨拶をいただきました。
次回の湿地サミットは来年7~8月ごろの予定とのことです。

第26回湿地サミットの報告は以上になります。
これから暑くなりますが、体に気を付けて湿地を保全していきましょう。

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